雑誌『NEUTRAL』。
西武百貨店とそごうが、セブンイレブン&イトーヨーカドーと吸収合併。 こんなことになるなんて、20年前は思いもしなかった。 だって80年代というのは、世の中が西武カルチャー三昧だったからだ。 (とはいえ、私がリアルタイムで感じていたのは80年代後半だけれど) かつて中原昌也くんは“西武カルチャーなんて大嫌い”といっていた。 WAVEでいっしょに働いていた仲間たちも口を揃えて“嫌い”といっているが、 どこか“好きの裏返し”のような気がしてならない。 (だって嫌いだったら、働いてはいないでしょ(笑)) 私は嫌いな部分もあるけれど、好きな部分のほうがはるかに多い。 充分すぎるほど刺激的だったし、時代をつくっていた感もあった。 影響や恩恵をたくさん享受していたと思う。 私の経歴は、のちにセブンイレブンになるのか・・・うむむ。 とはいいつつも、攻撃的な戦略を常に図っているセブンイレブンは すごいと思っているんだけれど。
渋谷のtsutayaへ行く。雑誌『NEUTRAL』に加藤雄一郎さんやSAXOPHONEさん
たちの音源をリミックスしたcalmさんのCDが入っていたので購入する。
calmさんや加藤さんの音源が魅力的というのはもちろん、水の音が絡んでいる
というのがいい。
すでに何度か聴いたけれど、心地よく眠りに誘われてしまう。
(まあ寝つきには心配御無用の私だが(笑))
少なくともこれを聴きながら眠ったらいい夢がみれる気がする。
早速実践してみるか。
もともと水が大好きな私。
小さい頃、私は井戸水を使って生活をしていた(みなさんが想像するような
井戸ではなかったけれど)経験があるので、天然水を使うことに幸せを
感じてしまう。
今だって実家の近所の神社では、山あいの天然水を使っているが、
あの湧き出る水のおぼつかなさが、たまらない。
…さてこのCD。曲と曲の合間に水のSEが入る。
calmさんは水の音源を中心にディレイなどをかけながら処理をしている
ようだ。聴いていると過去の記憶をフィードバックさせるような
そんな絵が浮かぶ。
SEのなかに入っている水の音はもちろん、打楽器やオルゴールのような
音も心地よく鳴り響く。しかしmazumeの加藤さんのSAXと波の音は
本当に合うなあ…。
calm氏は詩人だ。