音圧競争。

ツナのアラビアータ

さてさて、確定申告の時期である。
ここに来てくださる個人や自営で働いている方々は、すでに申告済みなのだろうか。

私はといえば、何もとりかかっていない。今からである。
源泉徴収をいただいていないところに、慌てて電話をかける始末だ。
意外と忘れている取引先もあって、こっちがしっかり覚えてなくてはならない。
全くリスキーな立場である。

とりあえず来週にはなんとか申告に行きたいのだが、果たして見通しが立つのだろうか。

今日は
ツナのアラビアータ
里芋と小松菜のミルクスープ
ブロッコリーとゆで卵のサラダ

meteoさんのホームページ(http://ws2.dk-style.jp/%7Eastland/mr/)で
UREIの1620Limited editionの写真を見る。
ん〜やっぱりカッコイイっすね。


最近は全く音づくりをやっていないのだが、やはりサンレコや機材そのものを
目にすると欲しいなあと思ってしまう。まあ私が持っていても、宝の持ち腐れだけど。


今回、calmさんの日記にもGenelecの8030Aのことが書かれていた。
しかもパワードスピーカーの説明まで書いてある(笑)!


私はかつてY社のパワードスピーカーの広告もつくっていたことがあり、
Genelecの8030Aあたりは競合商品だったりするのだが、
個人的にはGenelecのファンなので、購入するとすれば8030Aだなあ、と
思っていたのだ。


ただY社のモニターも結構人気がある。もはやプリプロスタジオの定番だ。
あれもわりとイイ製品だと思う。


calmさんが書いているように、モニターは美しく聞かせようとしてはダメなのだ。
音楽制作者が自分のつくった音をありのままに伝えてくれなければ、それはもはや
モニターではない。何を基準にすればよいのか、わからなくなってくるわけで、
装飾されていない素直なものが一番いいのだ。
ミキサーのヘッドアンプだってそうだろう。別物を聞いていたら、全く印象が
変わってくる。それでなくても、ミックスダウンやマスタリングで、どんどん
変わっていく世界である。“ありのままに伝える”ことがメーカーがもっとも
デリカシーを持たなければならないところなのだ。


まあそんなゴタクはともかく、calmさんが話しているように、低音が出過ぎている
音楽はツライ。最近は新しいディスクをCDプレイヤーに乗せるのが恐怖だ。
いきなりドカンとすごい音圧で来られると、心臓が止まりそうになるもの。


結局、音圧がありすぎるせいで、音量を下げてしまうことになる。
すると小さい音は聴こえなくなっていく。
果たしてこれは音楽制作者の意図することなのだろうか。
それとも常にリスナーは、ヘッドフォンで聴かなくてはならないとでもいうのだろうか。


音圧競争は、いいことなどひとつもないと思う。
リスナーに心地よく届け、小さい音を明瞭に聞かせることのほうが、はるかに大切
ではないだろうか。