小さな本。

父のことを考えると、とても気が重くなる。
一家の大黒柱で、強くかっこよかった父。

夏に帰郷したら、私は父になんといって話しかけたらいいのだろう。

やっぱり父と私だから、音楽の話か。
i-podでも購入して、彼の好きな曲でも入れて渡そう。
セルジオ・メンデスバート・バカラックはもちろん、デビット・リーンの映画音楽や
60〜70年代の歌謡曲など、彼の好きな音楽をたっぷり入れて渡したい。
私の音楽の最初の師匠は、やっぱり父だから。

気を取り直して、別の話を。
calmさんのHPが、久々に更新されている。


本当にあの日は楽しかったな。
KAMIやTUSKさん、SLOW DIDIさんのキャラクターが
わかるようになったし。
KENKOUとはすっかり話し込み、安全地帯やVan Halen
話までしたし(笑)。


なんといってもよかったのは、calmさんのDJ。
ピーク時には、畳みかけるようにぐいぐい押した選曲で、
客をどんどん盛り上げていったかと思うと、
え?というような選曲で驚かせたり。
ライブといい、DJといい、彼は空気をつくるのが本当に
上手だと思う。特に最近はびっくりするほど、いいDJに
なっている。先日のyellowは、見事だった。


しかし、calmさんが掲載しているこの本いいなあ〜。
おそらく60〜70年代の本だろう。
写植でつくっている文字は、なんともいえない雰囲気を
もっている。
特に当時の字間は、不思議なくらい読者に安らぎを与えるものだ。

表紙の写真は、今じゃ表紙として使われることは
ないだろう。でもそれがいいのだ。
構図も昔のほうが自由奔放で、他人の作品に振り回されて
いない。そこが一番の魅力だ。


しかし…『雲の表情』は見たいな。