久々のサンレコ。

k3309102004-09-10

MOODMANさんというとやはり、7インチ。
私は7インチも大好きだが、彼ほどコレクターではない。
MOODMANさんは音楽でも笑わせるネタを持っていて、正直うらやましい(笑)。

人と違うものを持っていると言えるのは、50〜60年代の中国(香港含)の7インチくらいだろうか。
(我が家にはスキャナなどという高級なものはない。普通に撮っただけ。見づらくてすまぬ)

もっているのはわずか20枚程度なのだが、これはちょっと中村とうようさんにも見せたいかな。
百代(EMI)のレコードなので、アジア映画評論家の佐藤忠男さんにも。へへへ。
それにこれで私もお洒落さんのフリができる。ここ太字にするべきかなあ。

最近は、すっかり機材話がご無沙汰で。
去年からどのメーカーも大した機材が出ていないというのが触れてない
原因のひとつでもあるが、なんだか夏は忙しくてサンレコも読む時間が
なかった。
ここに来てヒマになったので、まずはサンレコ8月号を読む。
ああなるほどな、と思うことが書いてある。


プラグイン・エフェクトの基礎知識”。

音楽をDAWでつくっている人であればわかると思うが、プラグイン・エフェクト
は本当にCPUを食う。
CPUに余裕がないと音が鳴らなくなるし、しまいには完全に動かなくなる。
CPUを上手に使うための秘策がここに書かれていた。


いいなあ〜これ。
正直言って私はミキサーのインサートとAUXをどう使い分けるべきかわから
なかったのだ。本当に気分で、昨日はインサート、今日はAUX、という感じ
でやっていた。そこに理由はない。
しかし今回これを見てなるほどな、と思えた。


ディストーションやEQなど、音そのものが変化していく変化系エフェクトは、
ミキサーのインサートを使えと書いてある。
これは誰もが納得できるだろうし、私もそうしてきた。
で、ディレイやリバーブなど原音は変化しないものはAUXを使えとある。


なるほどな。


数種類のAUXセンドから送られてきたものを1本の回線にまとめて、そこで
処理してしまえばCPUを無駄使いしなくて済むとのこと。
…確かにそのほうが合理的だ。今までなぜ気がつかなかったのだろう(笑)。
早速、使わせてもらいます。


それからLogicのページで音圧の件。
私は何度も言うようだが、音圧がありすぎるCDは嫌いだ。
というか、音の暴力だと思っているし、大切な耳を傷める元凶だと思っている。
あまりに音圧のあるディスクは聞かないし、無茶な音で聞かせるハコには行かない
ことにしている。
CDしか聞かない人、最近のディスクしか買わない人は音圧があればいいと思って
いる人も多いようだが、その点からもレコードは適正な音圧を保っていたと思う。
そういう意味でも、クラブのPAはレコードが好きな人がいいなあ。