あみ出さなければ。

里いもの煮物。

今日は
あじのひらき
里いもの煮物
油あげとわかめの味噌汁
純和食。最近は和食が続いているなあ。まあヘルシーではあるんだけど・・・

今日は青山でHIPHOPグループの取材だった。
今月末とあるレコード会社から、マキシシングルをリリースするアーティスト。
デビューを前に、みな夢をもって意気揚々としていた。


彼らはMC5人、DJ1人の6人グループ。
リーダーは30才くらいで、あとは20代前半といったところだろうか。
メンバーを率いるリーダーは年齢的に正念場だと感じているよう。
冗談のなかに、時折慎重で真摯な素顔を覗かせた。


若手の男の子たちは、まだ高校生の延長のような雰囲気。
あどけなく、非常にピュア。6人の結束も固い。
こんな青年たちが果たして泥臭い音楽業界でやっていけるのだろうか?
などと親こころのような気持ちになる。


トラックはDJをやっている男の子がつくっているとのことだった。
ブレイクビーツではなく、音サンプルを打ち込んで制作しているよう。
それも専門学校でマスターしたらしい。
リーダーはHIPHOP歴が長いせいかDJの友だちが多く、その専門学校の
先生が自分の友だちだったりすることもあるのだという。
つまりメンバーが学費を出して“自分の友だち”に習うわけである。
それがどうも妙な感じがするらしい(笑)。
時には先生と生徒がいっしょにパーティをすることもあるのだという。


音楽の世界は狭い。繋がっていて当たり前だから、実感としてわかる。
しかしミュージシャンやDJは教えてもらったから、才能が開花するわけでは
ないような気がする。
所詮、教えてもらっているようじゃ、ダメなのだ。
“あみ出す”くらいじゃなければ。