ふたつのホームページ。

仕事を溜めてしまったため、一睡もできない日々が続く。
苦しい。溜めるべきではなかった。
おまけに身体にもガタがきている。今週末には鍼治療に行こう。

MOODMANさんが登場している、このホームページが
おもしろい。


http://www.clubberia.com/5days/01/moodman/3index.php


彼がレコードを大量に買っていたのは知っていたけど、
絵はがきもたっぷり買っているらしい。
しかしおもしろいのがこのインタビュアーのツッコミ。
こういう仕事にも当然、カメラマンや制作スタッフがいるものだ。


「…この夕焼け、マゼンタ足らねくねえ?」
「このヤシの木がもう少し右側にきている、この写真の
ほうがいいよね」
なあんて会話が聞こえてきそうな感じ。
どんな制作物にもスタッフがいると思うと、邪険にできない。
笑いながらも、自分の仕事にも共通するところが見出せた。


MOODMANさんは今回に限らず、他の回もおもしろい。
なんと!ジェームス・チャンスにも会ったとのこと。
NO NEWYORKにトキメイた自分としては、ジェームス・チャンスは
ヒーローのひとり。私もできることなら彼と話がしたい。


おもしろいホームページといえば、calmさんのスタッフである
パーマさんの日記。ここにもうなづけることが書いてあった。
http://blog3.fc2.com/ypf/blog-entry-13.html#more


私もYELLOWには、どのくらい通ったかわからない。
おそらく一番多く遊びに行ったクラブだろう。
なんといってもハコとしてのキャリアが長い。
おまけにWAVEからは歩いて行けた距離だったから、仕事帰りに
ふら〜っとたずねていたのだ。


パーマさん同様、私もひとりでクラブに行くことが多い。
もちろん友だちと行くこともあるが、偶然知人に出くわすこともある。
知人や友人から人を紹介してもらったり…そうやって顔がつながっていく。
しかし知人や友人がいなくとも、クラブはひとりで充分遊べる場所だ。
そもそも音楽を聴いたり、踊ったりする空間。ひとりで充分だと私は思う。


パーマさんに最も共感できたのは、YELLOWの好きな空間が螺旋階段という
ところ。けっしてVIPルームではない(笑)。
音楽好きは、あの螺旋階段がなんといっても特等席なのだ。
DJたちの動きや取り出すレコード、時には彼らの会話さえも聞こえてくる。
私もYELLOWに行くと、必ずあそこに居着いてしまう。
もちろん先日のROUND TABLEも、私はあの場所から見ていた。


あの螺旋階段は、檻のように囲いが施されている。
なんだかそれがジェームス・ブラウンの『Revolution Of The Mind』や
パブリック・エナミーの『Public Enermy II』を想起させる。
やっぱり黒っぽい音楽は“檻”だろ、といつもひとりほくそ笑んでしまう。