タモリ倶楽部〈タブラのメンテナンス〉。
疲れてしまって、何にもやる気がない。もちろん食べることもなおざり。 こうなってしまうと悪循環だ。 ほどよく疲れて明日に繋ぐ。そうでなければ、長く続けるのが難しい。 継続することは本当に難しいことだと思う。 それだけで価値がある。よっぽど好きなことでなければ、人は続けるだけの情熱を もちあわせることができないものだ。 そういう意味でも、好きなことがあるというのは幸せなこと。 けれども熱中し過ぎて、自己コントロールが効かないのも困る。 何事もほどよく、だな。 今日は、 あじのヒラキ ふろふき大根 ニンジンとホウレンソウ、とうふのお吸い物 朝食のようなメニューを夕飯にする。
昨晩、『タモリ倶楽部』で、タブラのメンテナンス講座をやっていた。
さすが『タモリ倶楽部』。目のつけどころがおもしろい。
ワッディ(タブラを締めるヒモ)をほどき、グッディ(調律する木)で音階調節をする。
それがタブラの基本的な扱いのようだ。
ワッディの先端はしめらさず、あとは濡れたタオルで水分を補給し、やわらかくする。
さらにワッディの後端は水につけて、もっともやわらかい状態にしておくことが秘訣
なのだそうである。
ワッディは長年タブラの本体に装着させているせいか、なかなかまっすぐにならない。
そのために湿らせているようだが、それでももとの形にもどり、絡まってしまう。
タモリたちも大変苦労しているようだった。
一方、グッディも扱いが難しい。
ワッディの間に通すだけのことだが、しっかりと通したワッディのなかにグッディを
通すのは至難の技。先生はさっさと通していたが、タモリもゲストもほとんど通せずにいた。
ほかにもクワクワ〈キューバ〉や、カバサ〈ブラジル〉なども登場。
演奏法と扱い方を紹介していた。
私は基本的にタモリさん好き。なかでも『タモリ倶楽部』のタモリさんは、他の番組では
見られないほどイキイキしている。それがこの番組の魅力である。
今後もとぼけつつも、ユニークな『タモリ倶楽部』であってほしいと思う。