リスキーな仕事。

表参道のトイレ。

昨日、表参道に行く。駅のトイレがポップになっていた。
チープなショーウィンドみたいで可愛らしい。思わず写真に収める。

トイレに出入りしている人を見ながら、人のいない瞬間を狙ってシャッターを切る。
出入りする人は、みな自分を撮っているのかと思うようで、ずいぶん怪しまれた(笑)。

改めて見ると、表参道というより原宿のほうが合うような気がする。
表参道はブランドショップが立ち並びはじめ、年齢層が上がり気味になっているから、
こういう雰囲気ではないような・・・

世の中では3連休らしい。個人で仕事をやるようになってからは、
暮らしに曜日が関係なくなったような気がする。
取引先が休みだから、土曜日だ日曜日だということが認識できるくらいで。


決して儲かってはないのだが、人様から私の仕事を“うらやましい”
と言われることがある。確かに会社に行かなくていいのは
ある種うらやましいかもしれないが(私もイヤだったクチだし)
それ以外は本当に大変である。


交通費や経費が出るわけじゃないし、明日の保障があるわけでもない。
しかもいつ金が入ってくるかわからない仕事である。
もちろん定期的な仕事は、ある程度いつ金が入ってくるかが読めるけれど、
それでも取引先の都合で“締め日が変わった”“連休だったから振込が遅れる”
などと言われることがある。
今やっている仕事も、クライアントの担当者が出張になりペンディング
当初の予定では3月頭に納品、4月末に入金の予定だったが、
どうなることやら?という感じである。


まあこれならまだイイほうで、仕事自体中止になることもある。
出来高制の自分に収入は発生しないのだ。
さらにヒドイ話になると、仕事をしてもクライアントが報酬を支払わない
などということがある。
これはさすがに経験はない。(いや、一度だけあるな。請求書を出したにも関わらず
何も言ってこなかったところ!)こっちは忘れたくとも、忘れられない。


人によっては請求するのを忘れた!という人もいる。
忙しいと忘れることもあるだろう。
もちろんこっちが請求し忘れたら、収入はない。
個人で仕事をしている人は、何かとリスキーなことが多いのである。


それでもうまくいけばいろんなクライアントを開拓できるし、
軌道に乗らせることもできる。
失敗することを恐れたり、思い悩む人は、向かないだろうが、
(悩む材料はゴマンとあるので)タフな人ならなんとかやっていけるもの
じゃないかな。