私のこだわり。

お弁当。

午前中は晴れていたので、近くの公園にお弁当を持って出かけた。
ちなみに中身は、

焼きトマト
じゃことパプリカのきんぴら
豚肉のしょうが焼き
ゆでたまご
ツナとシャケのおにぎり

の手抜き料理ばかりなのだが、お弁当を持って行くというのが目的なので、これはこれでいいかと。
これがデートなら、もっと張り切るんだけどな。

私は食べ物の好き嫌いはないのだが、食材を買い込む時に
いろんなこだわりがあるらしい。
最近になってふと、気がついた。


まず、外国産の肉は買わない。
私がほとんど吉野屋に行かなかったのも、おそらくこれが原因なのだろう。
私は牛肉というと、和牛しか食べないのだ(贅沢?)。
というのも、九州の肉は柔らかくてクセがなく、本当に美味。
それを幼少の頃から味わっていると、外国産の肉が全く別物のように感じて
ならないのだ。
小さい頃はあれほど牛肉が好きだったのに、東京に来てからは全く牛肉を
口にしなくなってしまった。
やはりどうしても、アメリカ産牛肉の臭さが気になる。
牛肉は嫌いじゃないんだけど…おいしければ(笑)。


鶏肉、豚肉も同様の理由で、日本産を選ぶ。
特に豚肉は神奈川産と鹿児島産が並んでいたら、鹿児島産を選んでしまう。
やはり郷土に近い味を求めてしまうんだろうな…。


それから、冷凍野菜も買わない。
これもおいしさが違うからだ。
やはり鮮度のあるそのままの野菜を調理するほうが、圧倒的においしい。
里芋などは手間がかかるけれども、それでも冷凍野菜にしようなどとは
全く思わない。
解凍してから使っても水っぽい感じがするし、大きさが揃った里芋と
いうのもどこか不自然で気持ち悪い。
土の香りがついた、でこぼこした里芋が、私には馴染むのだ。


ただ、冷凍野菜を買わない代わりに、缶詰めを購入する。
グリンピースやコーン、アスパラ、マッシュルーム、ひよこ豆、オイルサーディン…。
我が家の台所は、缶詰めだらけといっても過言ではない。
炒飯やスープなどに入れることが多く、とても重宝する。
日持ちがして、安い。缶詰めは女性の見方だと思う。


…などと考えると、私もこだわりがないようでこだわっているな。
でもせっかく食べるなら、おいしいものがいいじゃない?
特に寒いこの時期は、温かくておいしいものが食べたいもの。