ジャーマンロック。
昨晩深夜、『復活!伝説の川口浩探検隊』を観た。 懐かしい。 探検隊よりカメラマンのほうが手前を歩いてる、などと言われ、よくネタにされていたな。 偶然敵がやってくるところも、ヤラセっぽいと言われていたし。 ヤラセだとかヤラセじゃないとか、そういうことは正直言ってどうでもいいと思う。 仮にヤラセであっても、おもしろければそれはそれでいいじゃないか。 娯楽のほとんどは、フィクションの世界なんだし。 テレビを観て楽しいと思えることのほうが、私には大切なことのように思える。 エンターテイメントに真実か否かを確かめたいなどというような趣味は、私にはない。
TOWERのWEBに、calm氏の新作についての記述がある。
(http://www.bounce.com/news/daily.php/5143/headlineclick)
これはしっかりと聴きたいなあ。
六本木WAVEのプログレ担当だった(笑)私は、
もちろんマニュエル・グートシュンクが大好きである。
前にも書いたが、プログレのなかでもジャーマンロックが特に好きで、
カッコイイなあと思っていたのだ。
(ただ当時は、ほとんど再発/CD化されておらず、Ash raやcanくらいしか
集まらなかったけど)
ジャーマンロックは、とにかく奥深くておもしろい。
オカルティズムに近い側面があったり、中近東の音楽的要素があったり、
全くもって謎めいていて、そこがたまらなく魅力的だった。
それに70年代のジャーマンロックには、フリージャズ的な要素があったり、
電子音楽の要素があるので、現在のテクノ〜音響系に密接につながって
いる。だからジャーマンプログレを全く聴いたことがない人でも
『E2-E4』(84年 ID20.0004)は知っている人が多いらしい(笑)。
さらにジャーマンロックの魅力といえば、パルス波の気持ちよさ。
クラフトヴェルクが素晴らしいのは、パルス波のリズムとコントロールされた
ノイズである。このあたりは今のテクノと全く同じだと思う。
さて、床について『E2-E4』でも聴こうかな…。