男女問わず、国籍を問わず。

連日の徹夜続きでぐったり。
久々に鍼治療へ行く。
担当の鍼灸師は、今日の診療が最後。
奥さん、子どもさんを連れて長野へ帰り、実家の薬局を継ぐこととなる。
敏腕鍼灸師が東京を離れていくのは非常に残念だが、こればかりはしょうがない。
今まで本当にありがとう。

タモリ倶楽部』を観る。今回は、西葛西〜インド人街特集。
相変わらず楽しい企画。


タモリさんたちは、インド人のご家庭を訪問。
家のなかに、電気タブラ(!)。
ピッチが可変できる、簡素なマシン。
10,000円也。…欲しい。


その後、タモリさんたちはインド人集会へ出席。
東西南北のインドカレーやデザートを、食べくらべる。
北の人は東の料理が、外国の料理のように感じるらしい。
小さな日本でも関東と関西で文化が異なるくらいだから、あの広いインドなら
当然文化が異なってくるだろう。
外国のように感じるのは当然だ。


インド東西南北の音楽も紹介。
ラター・マンゲーシュカルや、ラヘマン、ダレルなどが登場する。
ただ、音楽通のタモリがラター・マンゲーシュカルを知らないのが意外だった。


ご高齢でお亡くなりになられたラター・マンゲーシュカルは、
未だに国民的な歌手であり続けているらしい。
アイドルが国民的人気の日本とは、文化の成熟度が違うんだなあ。
大人であるカッコよさを持つインドという国が、とてもうらやましく思えた。


それにしてもタモリさんはいいなあ。
老若男女問わず、国籍を問わず、いろんな人のあいだに入っていける。
人間がデカイんだろうな。つくづく敬服する。
思えばDJのALEXも国を超えて人づきあいをする人だし、MOODMANもごくふつうの
サラリーマンからミュージシャンまですんなり入っていける。
たいがいの人は、こうはいかないもの。
人間のカッコ良さは、こういうところに表われるんじゃないかな。