幸せな一日。

どうやらホリエモンは、九州出身らしい。
ソフトバンク孫正義の弟泰蔵氏と揃って、久留米出身とのこと。
(http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050309/K2005030905360.html)
それを知って思わず納得。

九州の人間はパイオニア精神豊かで、功名心が強い。
欠点は余計なことまで言ってしまうこと。
自分自身もわりとそういう類いの人間なので、九州の人間は良くも悪くも理解できるし、
寛容でいられる。
ただ今回の一件はなあ…。どうなんでしょ?

今日は、calm&加藤雄一郎ライブ@KDDI DESIGNNING STUDIOへ行く。
並んで整理券をもらうなんて、何年ぶりだろう。高校生以来?
待つことと、並ぶのが嫌いな自分がよくやったなあと思う(笑)。


というのも今回は、calmさんと加藤雄一郎さんの二人でコラボレーション
するということ、加藤さんのソロアルバムの内容が明かされるということ、
そしてTOMATOが共演することなど、私が楽しみにしている要素がたくさん
重なっていたのだ。
これは何としてでも観るべきでしょう!


17:00ちょうどに、ライブは始まった。
1曲目はハチロクではじまるパーカッションのトラックに、加藤さんのSAX。
mi-neの曲を彷佛とさせる曲だ。


その後、アップテンポな曲が続く。
calmさんは、ノートパソコンを見つめつつ加藤さんにサインを送り、
曲の展開を合図する。
二人の息はぴったりだ。


一方、TOMATOの映像。
六角形の枠組みのなかに円形のスクリーンをたくさん組み込んだものに、
映像のモチーフを映写していく。
そのほとんどが人間の顔。コミュニケーションを表しているのだろうか。
TOMATOに関しては、かつてUFOとコラボレーションをしていた頃を
知っているからだろうか。正直今一歩だった。
銀座で彼らが共演していた頃は驚かされることばかりで、なんと才能のある
アート集団なのだろうと舌を巻いていたのだが。


加藤さんは演奏を終えると、汗だくになっていた。
calmさんは、TOMATOの皆さん、アンドリュー・ヘイルさんと笑顔で握手を交わし、
ステージを後にした。
仕事を終えた男の姿は素敵だ。


その後、久々に加藤さんの奥さんとお話をする。
彼女はとてもチャーミングな人。
最近は気の強い女性ばかりを見てきたせいか、かわいらしさのある女性に
出会うことがない。そのせいか、とても新鮮に感じた。


加藤夫妻の息子・遼くんとは、今回が初対面。
彼の名前を呼び、ふっくらと赤く染まった頬をつんつんと触ってみる。
うわあ〜たまんない!赤ちゃんってやっぱりかわいいよなあ。


それにしても、音楽家という仕事はとてもイイ仕事だ。
父親の働いている姿を、幼い頃から見せることができる。
世の大半の父親は一度としてそのような機会などないものだが、
楽家であればいつでも働く姿を見せられる。


サラリーマンの方々も機会があれば、働く姿を子どもに見せるべきだと思う。
今は父のスタンスが弱いご時勢だが、しっかりと働く父の姿を見れば、
家族関係も少しは変わってくるのではないだろうか。


加藤さんの奥さんにごあいさつをしたあと、せっかくここまできたのだからと
ビルの並びにあるRitz原宿店に顔を出す。
私の姿を見つけるとレセプションの対馬さんをはじめ、たくさんのスタッフが
集まってくれた。
なかでもアシスタントの岩下くんは、シャンプー中というのに駆け寄ってくる(笑)。
ちなみに彼はcalmさんの大ファン。
店内でもorgan languageやcalm名義の曲をしょっちゅう流している。
彼は今日のライブ行けず、しきりに悔やんでいた。


担当スタイリストの佐藤典和氏には「なぜ髪を結んでるの!(切りに来なさい)」
などと言われる。ええ、予約をきっちり入れておきましたよ。


対馬さんと冗談を交わしながら、店を後にする。