70年代の記憶。

豚挽肉とキャベツ、春雨の炒めもの

仕事となると、人格が変わったように真剣になる自分。強い口調で話したり、正直に言い過ぎたり。
「よく言えばピュア」などといっしょに働くスタッフに言われる始末だが、これは誉められているのか
おちょくられているのか。
もっとうまく立ち回れるようになりたいのだが、これがなかなかうまくいかない。

今日は
豚挽肉とキャベツ、春雨の炒めもの
もやしのナムル
きゅうりとじゃこのサラダ

取引先の担当者に、団塊の世代の方がいらっしゃる。
団塊の世代といえば、60〜70年代に思春期を迎えた世代。
個人的には、60〜70年代にとても興味があるせいか、
その担当者とは、当時の話をお聞きすることが多い。


70年代に記憶に残っていることといえば、「幸福ゆき」の切符だろうか。
“幸福”は北海道にある駅で、その切符を購入することが当時のブーム。
5つくらい上の近所のお姉さんと遊びに行ったときに、私はその切符が
キーホルダーになっているものをガチャガチャで当てたことがあった。
当時は“幸福”という文字も読めなかったので、その読み方と意味を
母から聞く。
幼いながら私は、ロマンティックだなあと感じていた。


また、当時大事にしていたのは、ガラス製の水飲み鳥。
当時のものとはちょっと違うのだが、こんな感じのもの。
(http://www.kenis.co.jp/store/syousai/1-114-380.htm
くちばしから水を取り込んでは、ガラスでできた身体に水を蓄えていく。
それがとても不思議に感じられ、私は水飲み鳥が大好きだった。
この鳥の置き物は当時とても人気があり、どこにでもあった。
一番下の弟の粉ミルクをなんとかひとりで買いに出かけた時、
薬局の店頭にこの水飲み鳥があった。
薬局のおばさんが求めていた粉ミルクを出してくれるまで、
私はこの水飲み鳥を見つめていた記憶がある。


今思うととても些細なものなのだが、こころ温まる。
豊かな時代だったなあと思う。