熱い男性。

ほうれん草と鶏肉のごましょうゆ

来週はいよいよ、Calmさんたちが出演するHOUSE OF LIQUID。
これは本当に楽しみ!
選曲も、演奏も、演出も、どんなものを打ち出してくるんだろうか。
ライヴ上手な彼のこと、きっといいものになるに違いない。

今日は、
ほうれん草と鶏肉のごましょうゆ
オニオンスープ
コーンサラダ

今朝テレビを見ていたら、浅井慎平氏が房総半島を訪ねる番組をやっていた。
海辺の残留物を拾っている人が登場し、二人でイルカやクジラの小さな骨を
見つけている。
世界のどこから流れてきたものかわからないけれど、いつの間にか漂流して
しまう。そこになんだかロマンを感じてしまう。


そのあとに房総半島で小さな喫茶店を経営する、壮年の男性が登場。
彼は真空管でレコードを聞くことを心から愛しているのだという。
好きな一曲を見つけると、その曲のためだけになんと真空管アンプ
つくってしまう(!)らしい。


彼の好きな一曲は、フルトベングラー指揮のベートーベンの曲だった。
フルトベングラーというところが、また素晴らしい。
戦前、ヒットラー政権の凋落するドイツが社会背景にあるころの
録音。
状態が劣悪で、中低域が出ていないことで知られている。


これを彼お手製の真空管で聞く。
テレビの音声を通してだからなんともいえないけれど(笑)、
映像から真空管の熱さが伝わってくるような気がした。


一曲を聞くためだけに、数年の年月をかけてしまう情熱。
いくつになっても熱いままの男性は素敵だな、と思う。