夏男の威力。
今日は午後すぎから、ショッピング。 先週もショッピングに出かけていたのだが、欲しいものが売り切れだったものと、商品の状態が 芳しくないものがあり、何も購入することがなく帰宅したのだ。 すべて取り寄せ。待つことが苦手な自分はツライが、好きじゃないもので納得させるより ずっとマシだ。 今日はそれらを引き取りにいく。店員さん、お世話さま。
今日は渋谷クアトロ@MARQUEE NIGHT vol.4に行く。
ここ数年、MARQUEEに登場するミュージシャンは、正直言って好きなものが
なかった。載っているとおそらくつまんないんだろうな、ぐらいに考えていた。
とりあえず、加藤雄一郎さんが出演するから観に行こうと思ったのだ。
クアトロに着くと、すでに日暮愛葉の歌が聞こえてきた。
へたくそ。これをずっと聞かされるのは、結構苦痛かも…などと不安がよぎる。
とりあえず会場に入って音楽を聴こうと思う。
正直、音楽よりMCがおもしろい。足もキレイだった。(私はオヤジか)
しかし最近アルバムをリリースした彼女が、NATSUMENより先に演奏するって
どういうことなんだろう。
ますますNATSUMENというバンドが、謎に思えた。
やがてNATSUMENが登場。思ったより大人数。
ツインサックス、ツインギター、ベース、ドラム、キーボード、トランペットの
8人編成のよう。なかにひとり女の子もいる。
果たしてどんなバンドなんだろう。
そのバンドがどんなバンドかわかるまで、数秒しかかからなかった。
ギターリストの最初のフレーズ。それで明解になる。
思わず吹き出す。カンタベリーのようなバンド。
驚いたのはメンバーの演奏力だ。
特にドラムとギターが最高にイイ!!!
ドラムは変拍子でありながらも、拍子がころころと変わっていく。
かなり難しいテクなのだが、何事もなかったようにすんなりと演奏する。
これには本当に驚かされた(どうやらBEAT CRUSADERSのメンバーらしい)。
ギターの男性は決して演奏がうまいわけではないけれど、素晴らしく魅力的な
演奏をする。下手で魅力があるのは、ただ単にうまいよりはるかに価値がある。
ギターの男性はコードがはずれたり、ギタ-に張っていた弦が切れていたり。
ついついまた笑ってしまうが、彼自身は意にも介していない様子。
NATSUMENはいいバンドだ。久々にこんなにイイ日本のバンドを観た。
日本の前途は明るいかも。
ROVO危うし…。
10月のハット・フィールドの前座として、彼らが演奏するといいな。
フィル・ミラーや、リチャード・シンクレアにもぜひともNATSUMENを
聴いて欲しいと思った。
今年観覧したライブでもっともよかったのは、今日のライブかも。
いやはや恐れ入りました・・・