甘えるという才能。

先日、上京する前に洋服屋に勤めていたことを話した。
当時はまだ10代。アシンメトリーな髪型をして、身の程知らずな洋服を買っていた。
ときには自分でデザイン画を描き、生地を選び、洋服をつくった。
楽しかったな。

こういう経験が、サイトづくりに通じるのかもしれないと思う。
いや、ただのこじつけか。

このサイトを見てくれている方で、男性がいればお聞きしたい。
やっぱり甘え上手な女の子がいいのか、と。


劣等感に苛まれているわけではないけれど、私がもっと甘え上手だったら、
人生は違っていたかもしれないな、と思うことがある。
“甘える”というのはひとつの才能で、もっている人は3才児から、
花開かせているもの。
私のような人間は一生をかかっても、修得できる量は僅かなんだろうな。


数年前のことだろうか。「今日は俺に甘えなよ!」と言ってくれる男性がいたが、
当惑してしまった。
甘えるのが苦手な私に“甘えなよ”、と言われても、できないから困っているわけで。
そこを汲みとってくれたらいいなあ、ちょっと後押ししてくれたらいいなあと思うのだが、
なかなかそういう男性と巡りあうことがない。


世の中は、けっこうキビシイ。