夏休み3日目。

boyceオーナー・中村氏

昨日は、大分のFREEDOMにJazztronikが来ていたのだが、結局行くことなく、
22:00には自宅に帰った。
というのも、父が病院から一時退院をするからだ。
昨日病院に行った時も、早朝からここを離れ、我が家に帰ると言っていた。
それに合わせ、早く寝ようと決めていた。

朝6:00に帰宅した父。愛犬・ルルは、誰よりも父のことが
好きだから、遠くに彼の声が聞こえると、興奮してやまない。
その後すぐ、父は墓参りに行こうと言い出す。
早朝のせいか涼しく、墓の掃除がスムーズにすすむ。


墓参りが終わったあと、家族で温泉に行く。
別府にほど近い、山奥の温泉地。お湯の質が抜群。
まるで化粧水のなかに浸かっているようだ。
困ることというと、あまりにもぬるっとした湯質なので、
石鹸が落ちてないのか?と思えてしまうところ。
それで何度も何度も、お湯をかけてしまう(笑)。


温泉に行ったあと、弟・英介の彼女といっしょに食事をする。
うちの両親も公認の彼女。うちの家族の一員となる日も近いのかな?
と思う。食事会は非常に楽しかったが、父が酒を飲みたがって困る。
全く飲ませないのはかわいそうなので、コップ3杯ほど日本酒を飲ませたが、
その後も飲もうとする。全く相変わらずだなあ。
英介は父のことを“昔かたぎの芸人のような人”と言ったが、その通りだと
思う。


私以外の人間は、その後二次会へと出かけた。
父に禁酒にしてくれと念を押し、府内町へ出かける。


私はというと、その後ひとりで大分のBOYCEへ出かけた。
BOYCEのオーナー、中村さんに会ってみたいな、と思ったからだ。
春の頃だっただろうか、calmさんから「大分ならBOYCEの中村さんを
知ってる?」と訊かれ、ちょっとわからないと答えたことがあった。
calmさんに限らず、中村さんについては何かと話題に登ることが多く、
どんな人なんだろうなと思っていたこともあった。
それにBOYCEについてはオープン当時出かけたことがあったが、それ以来
行ったことがなかった。だから久々に行ってみたいな、と思っていたのだ。


ちょっと早めだが、23:00にBOYCEに到着。
スタッフに中村さんは?と訊ねると、DJブースにいる人だという。
どこかで見たことのある人のようだが、よくわからない。
中村さんに自己紹介をしたり、昔の大分のクラブの話をしているうちに、
彼が今はなき、MARQUEE MOONのスタッフ(!)だったことがわかる。
MARQUEEは江上靖氏、奈良安浩氏が働いていた店で、清永浩文氏や、
寺園征一郎氏なども通っていた店。もちろん私も足繁く通っていた。
それで、中村さんの素性がわかるようになる。
古い記憶を紐解くと、我が家に彼の写真があったことにも気がつく。
なぜ今まで気がつかなかったのだろう。


さらに中村さんと話していくと、BOYCE開店当時のオーナーが
中村さんではなかったことがわかる。確かに私も中村さんという
人だったっけ?と思ったのだ。それで余計に中村さんのことが
わかりにくくなっていた。


中村さんと昔話に花が咲く。DJだったタカちゃん(鍵野氏)や
どんて(土手氏)などの話になると、彼らの携帯に電話まで
してくれる。いや〜本当に懐かしい!
残念ながら彼らには会えなかったが、今度帰省するときには
彼らにもぜひとも会いたいな、と思った。


また、中村さんに大分のクラブ事情について訊ねてみた。
HOUSEやTECHNOより、HIP HOPの強い土地なのだという。
なかでも中村さんは、地元のDJを育てていきたいという意志があるらしく、
週末も彼らにアサインすることが多いのだという。
その一方で、色のある店づくりもしていきたいとも言っていた。
盛岡のBAR DAIなんていい感じだよねえ〜と笑った。


本日のDJだったNIWAさん、HINAGOさんと話をする。
NIWAさんはかつて関東にいたことがあるらしく、代官山のUNITの話を
しても、なんとなく場所がわかるようだった。
HINAGOさんはDJをすると、人が変わったようになる(笑)。
二人とも、とても気のイイ人。私が大分にいたら、彼らのパーティには
通うだろうな。


その後、BOYCEのスタッフさんが『Maestro』のDVDを見せてくれる。
これを見るのは初めて。ラリー・レヴァンやナックルズの
インタビューに酔いしれる。


楽しい夜だった。


(左上・左中)我が家お気に入りのログハウスの温泉。カジュアルさがいい。
(右上)boyceのモニター。あのKENSEI氏もお墨つきの音の良さ。
(真ん中)boyceスタッフ。『Maestro』最高でした!
(下)boyceの中村氏。帰省したときは、必ず遊びに行くよ!