神の啓示。

iPODmini

巨人の工藤はすごい。情熱、いや執念だろうか。
40代の投手でスタメンであり続けるのは、並みの精神力ではない。
垂れた頬から、飛び散る汗。2つの目に、エネルギーが漲っている。

年齢を重ねると、己の体力の衰えと対峙しなくてはならない。
スポーツ選手にとって、これほど残虐的なことはないだろう。
若手をよしとするスポーツの世界では、キャリアは必ずしも誇れるものではない。
やがて周りが見限っていくなか、己を支え続ける。
スポーツ選手は、孤独だ。

うーん・・・


つい先日、iPODの20GBを購入したと日記を書いた。
写真が載っているということは、またiPODminiを買ったの?
とお思いの方、違いマス。


実はこれ、今日もらったのだ。
たまたま渋谷をウロウロしていて、Appleshopに立ち寄って。
今、Appleshopでは毎日1名様にiPODminiをプレゼントしている
らしいのだが、それに当たってしまったのだ。


そんなことをやっているなんて、つゆ知らず。
新しいアクセサリーが入荷していないかしらん…と立ち寄ったのが、ことのはじまり。
AppleのTシャツプレゼントしてますよ〜と店員さんたちが叫んでいるので、
こりゃあもらわなければ!と応募用紙をその場で書く。
当選者を読み上げている最中ながら、店員さんが
「今、投票しますか?」と訊ねるので、あとで出すのはめんどくさい話だし
いいっかと思い、一番最後に投票する。
その場で締め切られ、最後の当選者がなんと私。
Tシャツもらえてラッキーと思いきや、iPODminiだった…というわけ。


ちゃんと投票用紙を混ぜたの?と、私の前で責められる店員。
おそらく混ぜたのだろうが、きっと私の投票用紙は一番最後だったから
曲がっておらず、つかみやすかったのではないかと推測する。
理由はともかく、当たってしまった。


その場にいる店員さんや、お客さんからおめでとう!と言われる。
当たったことは本当にうれしい。けれどもこんなことならiPODの20GBを
購入しなくてもよかった…という気持ちのほうが先に立つ。
必要以上にものがあるのはなんだか心地悪く、使い道に悩む。
こういうところに己の貧乏性を見る。


その後、店員さんからiPODminiをいただいたという書類に
記入してくださいと言われてしまう。
彼は嫉妬していたのだろうか、私にイヤミを2つ3つ言った。
確かに最後に入れたのは私だけど、私が選んだわけじゃないからなあ。


それでも少し負い目を感じて、結局Music card2500分を購入する。
私って結構いいヤツかも(笑)。


そうしているうちに、渋谷店の店長が私にiPODminiを手渡す。
そこをすかさず写真を撮る店員。この写真はどこへいくのだろうか。


未だに、iPODminiの使い道が見つからない。
家族にでもあげようかと思ったが、友人たちは「ヤフオクへ出せ!」と
ウルサイ。さんざん迷った末、我が家でひきとることにした。
音楽をもっと聴け!という神の啓示だと信じて。