柳宗理の哲学。

arne別冊。

マニュエラ(レコード店sonota)から残暑見舞いが届いていた。
店内の写真が載っている。結構いい感じ。
友だちが集まるような場所をつくりたかった、と代表の山口優さんは言っていたが、
私はマニュエラの事務所も集まりやすい雰囲気だと思う。

私は事務所も結構好きだ。
昔の懐かしいmacやユニークなおもちゃがあるし、トイレにはサンレコもあるし(笑)、
いい気分にさせてくれる。
また遊びに行きたいなあ。
でもまずは、sonotaにも遊びに行かなくちゃ。

先日、原宿のzakkaへ行った時に、吉村眸さんが
「arneの別冊は発売されているの?」と訊ねてきた。
私は別冊が発売されることすら知らなかったのだが、
彼女のひとことで別冊の発売を知る。
そして今日、店頭にそれが並んでいるのを見かけた。


書名は『柳宗理デザイン キッチン道具と食器』。
柳宗理ファンの方々が登場している。
表紙はなんと眸さんで、zakka店内でしじみ汁をつくっている。
彼女の機転の利くひとことも、印象的。
きっと取材に訪れた人々は、ほっとしたに違いない。


数カ月前購入した我が家のやかんも、柳宗理デザイン。
かつて私は彼のデザインのミルクパンのユニークな形に
驚いたことがあるのだが、注ぎやすさを考えた結果が、
奇しくもデザインの美しさにつながっていて、
本当にすばらしいなあと思った。


彼のものづくりの哲学は、ものを創っている人なら誰もが
実現したい!と思うところだろう。だから柳宗理ファンは
多いのだ。


彼のキッチン道具は、やかんとボウルくらいしかもっていないが、
遊びと機能性を兼ね備えた彼のデザインのキッチン道具は、
これからも購入していきたいと思っている。