『Feel Between the Lines』を聴いて。

赤い運命。

山口百恵主演の『赤い運命』のリメイク版が放映されるようだ。
赤いシリーズのなかでは、この『赤い運命』が個人的にはもっとも好きな作品。
リメイクでも、かなりうれしい。


私は幼かったので、内容をしっかり把握できなかったけれど、この番組のおかげで
伊勢湾台風のことを知ることができた(百恵ちゃんが生まれた年に、実際起きたらしい)。
それに、身元がわかるケープが取り違えになることで、運命が変わってしまうという
不思議な話に、妙に惹かれた。


残念ながらこの作品には、三浦友和は出演していない。
しかし志村喬岸田今日子三國連太郎と、不思議な役者ばかりが登場した。
それだけでなんだか怖かった(笑)。今は不思議な役者は、ほとんどいない。
それがドラマを、つまらなくさせているのではないだろうか。

『Feel Between the Lines』を聴く。
なかなかイイ感じ。


KENKOUの曲からはじまる。個人的には、5曲目のほうが好き。
シンベがイイ音をしていて、ついついそこばかり聴いてしまう。


2曲目は、加藤雄一郎さんの曲。KDDIのビルで行われたライブでのトラック。
相変わらず冷静な演奏。彼の演奏は、落ち着いて聴けるのが魅力だ。
しかしcalmさんは、よくこんなハチロクを打ち込めるなあ。
生っぽく聴かせるテクは、どこで修得したんだろう。


No Milkやsaxophoneは、結構おもしろい曲をつくる人たちだ。
収録の2曲ともにおもしろい。
3曲目のNo Milkの曲はcalmさんのミックスによるものらしいが、
オリジナルはどんな内容だったのだろう。
saxophoneのテクノっぽいアプローチも、個人的にはかなり好きだ。


calmさんの『UNDUB』も、今回はフルートミックスされている。
確かにフルートを入れて正解かも。


しかしこれが1,000円って安いな。お買得です!