懐かしのA Certain Ratio。

A Certain Ratio LIVE AMERICA 1985

奈良安浩くんに会うと、いつも話題に出るバンドがある。
A Certain Ratio。80年代に英国のファクトリーレーベルからリリースされた
ブルーアイドソウル〈ファンク〉バンドだ。
当時の私は奈良安浩くんのいた貸しレコード屋に通い、これを録ってひたすらテープに入れていた。
輸入盤屋のないこの街にA Certain Ratioがあるのは画期的で、店頭に7枚くらいあった気がする。
おこづかいもなく、手に入れる手段もなかった10代の私は、A Certain Ratioのレコードを手に入れる
ことができないままでいた。この年齢になってはじめてディスクで(!)手に入れたのが、
なんだかうれしい。

SOUL JAZZからベスト盤のようなものが数年前リリースされているが、
残念ながら私の好きな〈Wild Party〉が入っていない。
(※ただSOUL JAZZから、オリジナル盤がリリースされるかも?というウワサがある)
しかし今日渋谷のタワーに行くと、あるではないか!〈Wild Party〉の入ったアルバム!
しかもチェコ共和国盤という妙なシロモノ。


アメリカでのライブ盤のようだが、当時も〈Wild Party〉の入ったアルバムは、
ライブだった記憶がある。飛行機の絵は違うが、とりあえず飛行機の絵はあった(笑)。
とりあえずこれを購入。


早速これを聴いてみる。
懐かしい!当時は11PMで彼らのライブを流しながら、今野雄二氏が解説をしていた
様子まで思い浮かぶ。
今、聴くと少しcalmバンドっぽい。SAXもいるしファンク〜ジャズっぽいところも
それらしい。calmバンドにヴォコーダーを入れて、テンションを入れれば、
A Certain Ratioになりそうな気がする。


しばらくこれをヘビーローテーションすることにしよう。
(※彼らについては、ここを参照ください。
http://weare.hacca.jp/acr/acr_pages/acr_main.html